客員研究員プログラム
⚠ 新型コロナウィルス感染拡大を受けて、2020年度春期客員研究員プログラムの対象プロジェクトは、開始日を2020年9月1日以降とさせていただきます。9月1日以前に開始する旅行や対面式活動を伴うプロジェクトは支援対象となりません。なお、プロジェクトの準備は、メールやビデオ会議などオンラインツールを使用する限り、9月1日以前に開始しても構いません。
今後の状況によっては、プロジェクト開始日をさらに延期する可能性もありますが、随時本サイトにて情報を更新します。ご質問はプログラム・マネージャーのフェルナンド・ロハス frojas@jicuf.orgまでお寄せください。
フォーム記入例
以下より、問い合わせフォーム、提案書、予算案の記入例をご覧いただけます。
資金を申請する際は、左の「応募する」ボタンをクリックしてください。ご質問はinformation@jicuf.orgにお寄せください。(日本語可)
客員研究員プログラムの目的
本プログラムはICUの教員が研究者や専門家を短期間(2週間以内)ICUに招聘するための資金を提供します。客員研究員は短期滞在期間中、講義やディスカッション、ワークショップなどを通してICUコミュニティと積極的に交流し、知識を共有することが期待されます。
申請資格
ICUの教員は、1年につき1名の客員研究員を招聘することが可能です。1年に複数の研究員の招聘を希望する場合は、教員プログラム助成金を申請するか、他の教員と共同で1名ずつ申請することが可能です。
客員研究員は、ICUのダイアログハウスに宿泊することが求められます。
申請手続きとスケジュール
申請手続きには以下の3段階があります。
- 問い合わせフォームを提出する。
問い合わせフォームは年間を通していつでも提出できます。このフォームはプロジェクトの概要を説明する簡単なもので、日本語での提出も可能です。
提出後、JICUF職員が申請者やプロジェクト内容が規定に反しないことを確認し、正式な提案書の提出を要請します。 - 提案書を提出する。
提案書には、プロジェクトの詳細を記入し、予算案を添付する必要があります。予算案には経費の内訳や他の収入源を明記します。提案書は英語で記入してください。ただし、補足資料は日本語でも構いません。 - 審査と結果発表
提案書はJICUF職員と、独立した助成金委員会が審査します。審査の結果、予算案の修正を求める場合があります。採否の決定が行われ、予算が確定した時点で、JICUFから授賞に関する書類を送付します。
審査は年に3回行われます。以下は2020年のスケジュールです。
助成金額と制限
支給額は、客員研究員の滞在期間と活動内容によって異なりますが、基本的には以下の費用を支給します。申請単位は日本円です。
- 2週間以内のダイアログハウス宿泊費
- 被招聘者が海外在住の場合は日本往復エコノミークラス航空券及び成田/羽田空港・ICU間往復交通費、日本在住者の場合は居住地・ICU間の往復交通費
- 日当5,000円(食費、交通費に適用)
- 公開講義、プレゼンテーション、ワークショップなどの公共イベントを開催した場合、3万円の謝礼
JICUF助成金委員会が追加資金の提供を承認する場合もあります。
税金
助成金が課税対象となるかを確認し、課税される場合に税金を支払う責任は受賞者にあります。JICUFは税金に関するご相談には応じかねますのでご了承ください。具体的な規定については、地元の税務署にお問い合わせください。
報告書
助成金受賞者は、受賞日から1年以内にプロジェクトを完了する必要があります。活動終了後60日以内に、最終報告書をJICUFに提出してください。報告書の形式や記入方法については採否結果の発表時に説明します。