ネルソン・ランチ奨学生2期生:ワイアット・ハワードさん
2025年度ネルソン・ランチ奨学金を受賞し、昨年9月にICUに入学した、米国ケンタッキー州出身のワイアット・ハワードさんにお話を伺いました。(写真は全てワイアットさん提供)
JICUF:いつ、何がきっかけで日本に興味を持ったのですか?
ワイアットさん: 私は幼い頃から日本に興味を持っていました。小学校に入学した頃から日本語を習っていたので(おそらくケンタッキー州に日本企業やビジネスの拠点が多かったためでしょう)、それが日本語への興味を持つきっかけになったのだと思います。また、日本人の友人が何人かいたほか、日本を舞台にした映画や日本を描いた映画が大好きでした。特に『スクービー・ドゥー!サムライソード』と『ティーン・タイタンズ:東京大冒険』は、どちらも日本を舞台にした作品で、そこで描かれている日本の文化に強く惹かれました。
JICUF:ICUに入学する前、一番心配したことは何でしたか?
ワイアットさん: 私は家族ととても仲が良く、ケンタッキーでは家族の結びつきが強い傾向があるので、家族と離れて暮らすことはとても辛いことでした。今でも時々、辛く感じることがあります。ホームシックや、家族と遠く離れて暮らすことを乗り越えられるかどうか、とても不安でした。
JICUF:ICUでの生活や学びについて、何か驚いたことはありましたか?
ワイアットさん: ICUに通う学生の経済的な背景の多様さにはかなり驚きました。中流階級の学生だけでなく、私から見ると「裕福」あるいは「影響力がある」と感じる人たちにも出会いました。さまざまな背景を持つ人たちと一緒に学べるのは素晴らしい機会ですが、私にとってはあまり馴染みのない環境でした。もちろん、私の故郷の裕福な地域にも私立学校はありますが、そうした学校の生徒と公立学校の生徒が交流する機会はほとんどありません。
JICUF:卒業するまでに、どんなことをしたいですか?勉強だけでなく、趣味や冒険など、何でも構いません。
ワイアットさん: 自分の興味のある分野をより深く学び、日本語力を向上させ、もっと友達を作りたいと思っています。課外活動に関しては、ICUに「自分の足跡を残したい」と思っています。神学や対話に強い関心があるので、異宗教間の対話や討論を行うクラブを立ち上げることを何度か考えました。また、スポーツに関しては、女子ラグビーチームをぜひ創設したいと思っています。
JICUF:ネルソン・ランチ奨学金への応募を検討している学生に伝えたいことは?
ワイアットさん: ホームシックになったり、家族を恋しく思ったりすることは、成長していく中で自然なことです。でも、ネルソン・ランチ奨学金が提供してくれる機会は本当に特別なものです。ICUでの生活を通して新しい環境への理解を深め、人間として成長していく中で、スタッフや友人など、あなたを支えてくれる多くの人々と出会うでしょう。
ワイアットさん、ありがとうございました。ICUでの2年目の学生生活を思う存分楽しんでください。
