JICUFが目指すもの
第二次世界大戦後、日米のキリスト教界の指導者が団結して、神と人とに奉仕する人材を育成する大学の創設を目指しました。日本国際基督教大学財団(JICUF)は、この目標を達成するために1949年に米国・ニューヨークに設立され、同年、東京に国際基督教大学(ICU)が献学されました。その後ICUは日本を代表する大学の一つとなり、今も平和と和解の象徴であり続けています。
今日、世界はかつてないほど深くつながり合い、気候変動から難民危機に至るまで、重大な課題に直面しています。JICUFは未来を見据え、「ICUと共に人類に貢献するグローバル市民を育成する」ことを使命としています。この使命を達成するため、人類全体にとって不可欠であるサステナビリティ、DEI (Diversity, Equity, Inclusion)、平和の構築の三つの分野に重点的に取り組んでいます。平和で持続可能な未来を切り開くグローバル市民のコミュニティを目指し、今後も多様な事業を展開していきます。
最新のブログ記事・イベント・お知らせ
<現役ICU生を支援しませんか?>学生によるSDGプロジェクト申請書の審査員募集
JICUFは、この春開始するICU生向け新助成金プログラム「SDGプロジェクト」の申請書を審査してくださる同窓生・元教員を募集します。SDGプロジェクトは、 持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する学生主導のプロジェクトを応援するJICUFの助成金で、学期中にキャンパス内または地域社会で実施されるプロジェクトを優先的に支援します。数名の審査員には、学生が提出したSDGプロジェクト申請書を評価していただきます。現役学生が関心を持つ問題に触れ、母校に貢献していただく機会にぜひご応募ください。詳細は以下の通りです。応募締切:2024年3月31日(日)
JICUFが新助成金制度を導入
2024年4月、JICUFは新たな助成金制度を導入します。学生向けには、「SDGプロジェクト」、「オスマー・フェローシップ」、「ソーシャル・インパクト・インターンシップ」の3つのプログラムを提供します。これらの目的は、学生がSDGsを促進するプロジェクトを考案・実行する機会を与えて、グローバル市民を育むことです。
JICUFが教育パスウェイズに関するアジア太平洋地域会合を共同企画
2024年2月12日と13日、JICUFはフィリピン・マニラで、在フィリピン・カナダ大使館、デ・ラサール大学、オーストラリア・難民教育特別利益団体、パスウェイズ・ジャパンと、「教育パスウェイズに関するアジア太平洋地域会合」を共同企画しました。会合には、フィリピン、オーストラリア、バングラデシュ、韓国、タイ、日本から、40名以上の政府・UNHCR・高等教育機関・NGOの代表者が出席し、地域の大学がより多くの難民学生を受け入れる方法について議論しました。
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