奈良房永JICUF新理事長のご紹介

2022年にJICUFの理事会に加わった奈良房永理事が、2025年4月に新たに理事長に就任しました。前任のデイビッド・ジェーンズ氏は退任に際し、初の「ルース・ミラー地球市民賞」を受賞しました。
奈良理事長は国際基督教大学の卒業生で、学士課程では国際法、修士課程では公共政策(国際法)を学びました。その後、ホフストラ大学ロースクールで法務博士号(JD)を取得し、現在はPillsbury Winthrop Shaw Pittman LLPで訴訟専門の弁護士およびジャパンプラクティスチームのリーダーとして活躍しています。
理事長からのメッセージ
今年度からJICUFの理事長に就任いたしました。1978年から1985年まで学部と修士課程を過ごしたICUに、このような形で再び関わることができるのは非常に光栄です。建学から25年以上経った1980年代には、ICUの創立にJICUFが果たした役割は語られることもなくなっていましたが、ニューヨークに移り住んでからJICUFの歴史を知り、感銘を受けました。JICUFは現在、難民高等教育や在校生・教員への研究費補助などを通じて、グローバル市民の育成に貢献しています。この目的を促進するためにJICUFのスタッフ、理事の方々と頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。