グローバル・シチズン・フェローシップ NYプログラム
JICUFが今春4月から開始した新プログラム、グローバル・シチズン・フェローシップ(GCF)のNYプログラムが7月上旬から約2週間ニューヨークで開催されました。GCFはICU学部生を対象とした1年間のプログラムで、フェローは自分の価値観を探求し、世界とその中での自分の位置付けに対する認識を深め、コモングッドに貢献する方法を模索できるように設計されています。GCF第1期生14名のうち、12名が参加したNYプログラムをリポートします。
NYプログラムは3つのカテゴリーに分けて設計されました。第1にグローバル・シチズンとして活躍されている方々をJICUFオフィスに招いてのディスカッション、第2に異なるテーマで社会活動を実践しているNPOや公的機関のサイト訪問、第3にNY郊外のキャッツキルズでのリトリートです。
ディスカッション・セッションではJICUFの前理事長で公益財団法人国際文化会館北米担当バイスプレジデントを務めるデビット・ジェーンズ氏、助産師兼トーマス・ジェファーソン大学院講師のスーザン・ハバード氏、世界中の災害や人道危機に取り組むNPOピース・ウィンズ・アメリカのCEOジム・ギャノン氏、コロンビア大学国際公共政策大学院の非常勤助教兼同大学ハリマン研究所提携教員でもあるタニヤ・ドミ氏、ニュージャージー州選出アンディ・キム上院議員の政府間担当ディレクターを務めるベン・ジョヴィン氏、ミャンマーのパラミ大学創立者のジョウ・モー・トゥン氏がそれぞれの経験やビジョンをシェアし、フェロー達と対話しました。
サイト訪問では、世界最大級の屋上農場ブルックリン・グレンジ、廃棄物によるアート作成を促進するNY市文化局の施設 Materials for the Arts、ホームレス支援を行うキリスト教会系NPOのバワリー・ミッション、19世紀後半から20世紀前半の移民の暮らしを保存・紹介するテネメント博物館、イーストハーレムのNPOカリブ文化センター・アフリカン・ディアスポラ研究所(CCCADI)、障がいを持つ子どもたちののための就学前特別教育を実施するニューヨーク児童発達センター、UNDP(国連開発計画)日本ユニットを訪問しました。
プログラム中盤に実施したリトリートでは、キャッツキルズにあるアップランズ・センターで2泊3日を過ごし、有機農園の収穫を手伝ったり、トレイルを散策するなど豊かな自然を満喫。マンハッタンで得た様々な経験と情報を静かに振り返ると同時に、各フェローが秋から取り組むソーシャルインパクト・プロジェクトに向けての準備を開始しました。
GCFではプログラム・ファシリティターとしてICU卒業生の森川有理氏を迎え、春学期の「自分を知る」、夏季休暇中の「世界観を広げる」プロセスを経て、秋学期の「ソーシャルインパクト・プロジェクトを計画」、冬学期の「プロジェクトの実施と最終報告」へと向かいます。
NYプログラムに参加した12名と、シリアとタイで夏を過ごした2名の合計14名のフェローがどのようなソーシャルインパクト・プロジェクトを計画するのか、どうぞお楽しみに!
