2026 グローバル・シチズン・フェローシップ NYプログラム
JICUFが昨年から開始したプログラム、グローバル・シチズン・フェローシップ(GCF)のNYプログラムが8月中旬から約2週間ニューヨークで開催されました。GCFはICU生をはじめ、日本在住の大学生を対象とした8か月に渡るプログラムで、フェローは自分の価値観を探求し、世界とその中での自分の位置付けに対する認識を深め、コモングッドへの貢献方法を模索するように設計されています。
JICUF 代表のポール・ヘイスティングスと、プログラム・ファシリテーターであり ICU 卒業生の森川有里氏が率いる GCF は、8 か月にわたる 3 つのモジュールで構成され、それぞれに明確なテーマが設定されています。第一モジュールの「自己と真のリーダーシップの発見」は、価値観、考え方、目的に焦点を当て、第二モジュールの「意義ある関係とグローバルな認識の構築」では、ニューヨークプログラムを中心に、さまざまな人々と視点、社会問題と関わる機会を通じて、焦点を外側に広げます。最後のモジュール「大胆な行動と目的を持って生きる」では、フェローはソーシャル・インパクト・プロジェクトを通じて学んだことを実践し、コモングッドにどのように貢献したいかを考えるよう求められます。
今年、このプログラムは初めてICU以外の大学の学生にも門戸が開かれ、 ICU生9名に、青山学院大学、近畿大学、関西学院大学の学生3名が加わり、第2期フェローは計12名となりました。
ニューヨークでの2週間の旅
ニューヨーク・プログラムは、主に3つの要素で構成されていました。多岐にわたる分野や社会課題に取り組む人々との対話、幅広い社会課題に取り組む組織への訪問、そしてキャッツキル山地でのリトリートです。今年は、フェローたちがプログラム全体を通じてファシリテーションの役割も担いました。彼らは事前にゲストスピーカーや訪問先の担当者とやり取りを行い、各セッションや訪問の際には、議論や活動の進行を主導する役割を果たしました。
ゲストスピーカー:
Mr. Maung Sawyeddollah (Rohingya Student Network)
Ms. Kate Dempsey (NYC Government)
Mr. Kyaw Moe Tun (Parami University)
Mr. Benjamin R. Nathan (All Us Films)
Mr. Kentaro Shintaku (Columbia University Climate School)
Ms. Ryoko Ogino (Columbia University, Center on Japanese Economy and Business)
訪問サイト:
Grow NYC
Echoing Green
UNDP Japan Unit
NYC Material for the Arts
Masa
Bowery Mission
Karp Strategies
ご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
キャッツキル山地でのリトリート
プログラムの中盤、フェローたちはキャッツキル山地にある「アップランズ・センター」で2泊3日のリトリートを行いました。豊かな自然に囲まれる中、彼らはオーガニック農場での作業や地元のトレイルの散策、そして焚き火を囲んでの交流などを楽しみました。このリトリートは、マンハッタンの慌ただしい日常から離れ、これまでの経験や学びを静かに振り返る貴重な機会となりました。同時に、GCFプログラムの次なる段階で展開・推進していく「ソーシャル・インパクト・プロジェクト」に向けた準備も開始しました。参加した12名のフェローは、出身大学や学年、専攻分野も多岐にわたっていました。2週間にわたる活動を通じて、彼らはお互いの声に耳を傾け、共通点を見出し、時には建設的な異議を唱え合うことで、理解を深めていきました。
ニューヨークでの日々は、新たな人々、アイデア、経験、そして問いとの出会いをもたらしました。その多くは、彼らが「グローバル・シチズン・フェローシップ」の次のステージへと進む中で、引き続き探求していくテーマとなるでしょう。
