教員助成金プロジェクトリポート 「ICU高校 School Farm to Table」
JICUFは学生向け助成金「SDGプロジェクト」のほか、教職員向け助成金も提供しています。2025年度は10名の教職員のプロジェクトに総額9,485,960円の助成金を提供しました。そのうちの一つが国際基督教大学高等学校グローバル教育コーディネーターの久原みな子さんが率いるプロジェクト「ICUHS School Farm to Table」です。ICU高校はグローバル教育プログラムの一部として農業や環境問題について体験して学ぶ「NO農 NO LIFE(略して農LIFE)」を2022年に開始しました。理科、家庭科などの複数の教員が関わり、興味がある生徒が集う有志団体の活動です。
今回の「ICUHS School Farm to Table」は「農LIFE」の活動の一環として、農園整備やコンポスト作り、収穫した農産物をみなで調理して食べる活動OICUや、リジェネラティヴな取り組みについて学ぶ講演会など各種イベントを行うプロジェクトで、JICUFは2025年7月から今年6月の活動を対象に575,000円を提供しました。4月3日、大学・高校のキャンパスをめぐってICUキャンパスの自然について学び、高校の畑で収穫した食材やキャンパス内の自然を生かして調理し交流するイベント「森めぐ」が開催されました。以下は久原みな子さんのイベントリポートです。
ICUHS農LIFE「森めぐ」開催:ICU三鷹キャンパスの森をめぐって、森の恵みを感じよう!ICUHS Agri Life
ICU高校敷地内の畑やICUキャンパスの自然を使って農業や環境について体験しながら学ぶ活動をしているICUHS NO農 NO LIFE(農LIFE)。桜も満開を迎えた4月3日、調布市深大寺のレストランMarutaのシェフやスタッフの皆さんと一緒にICUの森をめぐり歩いて、この地に共生する植物や生き物に触れ、五感を使って自然の価値を愉しみながら学ぶイベントを開催しました。
まずは高校の畑で育てたかき菜やワイルドルッコラを収穫したのち、大学キャンパス内へ。食べられる春の野草や活用できる植物を観察・味見しながら自然豊かな春のキャンパスを歩きました。キャンプ場に向かう道中では、エコスタックや雑木林再生プロジェクトなど、環境省「自然共生サイト」に認定されたICU三鷹キャンパスの森を支える取り組みについても学びました。
キャンプ場では、Marutaのみなさんが用意してくださった、近隣地域で採れた小麦を使い草花が織り込まれた美しいタコスに、取れたての春の野菜や野草を添えて味わいました。キャンパス内で採集したクマザサを使ったお茶と、朝のうちにSDGs推進室のみなさんと高校生とで掘ったばかりのICU産タケノコもいただき、キャンパスの自然の恵みを存分に感じながら、Marutaのみなさん、SDGs推進室の大学生、高校生、教職員と楽しい交流のひとときを持ちました。※キャンパス内の植物の採集は特別に許可を取って行っています。無断採集は厳禁です。
本ページの写真は全て堀内京香
