第2期グローバル・シチズン・フェローシップが始動
JICUFが主催するグローバル・シチズン・フェローシップ(GCF)第2期が4月4日のキックオフイベントと共に開始しました。この8か月間のフェローシップは、学生が自己を振り返り、世界とその中での自分の役割に対する理解を深め、コモングッドに貢献する方法を模索する機会を提供します。
JICUFの全額支援により実施されるGCFは、国内で実施される2回の週末リトリート、ニューヨーク市での2週間半の夏季プログラム、ソーシャル・インパクト・プロジェクト、個別コーチング、そしてピア・ラーニング(フェロー同士のディスカッション)を組み合わせたプログラムです。プログラムをリードするのは、JICUF代表のポール・ヘイスティングスと、ICU卒業生で、コーチングのプロである森川有理氏です。2人は年間を通じて、フェローに内省と対話を促し、成長のプロセスを支援します。その他のJICUFスタッフも参加者と密接に連携し、学びをサポートします。
GCF2期生は、ICU生9名と、青山学院大学、近畿大学、関西学院大学から各1名の12名です。複数の大学から学生が参加することは、異なる学問的背景や経験、視点を持つ仲間から学び合う機会を生み出す、フェローシップの重要な発展です。
4月のキックオフ後に個人コーチングのセッションが行われ、5月16日から17日にかけてリトリートが神奈川県の湘南国際村センターで実施されました。このリトリートでは、「自己発見」「関係構築」「コミュニティ形成」をテーマとして、フェローたちが自己理解を深めるとともに、互いに支え合う学習コミュニティの基盤を築きました。プログラム開始時はほとんどのフェローが初対面でしたが、リトリートで友情を育み、お互いへの理解を深め、強い絆を築いているのが見てとれました。
フェローシップは8月に新たな段階に入ります。ニューヨーク市で開催される2週間半の体験学習型プログラムでは、フェローが世界的課題に取り組む多様な非営利団体や国際機関、チェンジメーカーである個人と交流します。現場訪問、ゲストスピーカーによる講演、ディスカッション・セッションなどを通じて、それぞれがどのような社会的変化をもたらしているのかを探究します。
夏季プログラムのハイライトは、ニューヨーク州北部のキャッツキル山地の「アップランズ」で行われる2泊3日のリトリートです。フェローたちは都市の喧騒から離れ、学びを振り返り、将来世界に貢献する方法について考えます。また、各自のソーシャル・インパクト・プロジェクトの企画もここで開始します。
夏季プログラム終了後、各フェローに10万円の助成金が支給され、それぞれが重要だと考える社会課題に取り組むソーシャル・インパクト・プロジェクトを企画・実施します。これらのプロジェクトは、参加者が内省と学習を経て行動を起こし、他者や地域社会との関わりを通じてグローバル・シチズンシップを実践することを促します。
秋学期にはソーシャル・インパクト・プロジェクトを進めるとともに、オンラインセッション、ピア・ラーニング、個別コーチングを継続します。また、10月には栃木県のアジア学院(ARI)で最後のリトリートが行われます。参加者はこれまでの経験の集大成として、今後の学業やキャリア、そして地域社会でグローバル市民としての責任を果たす方法を考えます。
2026年グローバル・シチズン・フェローシップは、12月5日にICUで行われる最終発表会をもって締めくくられます。フェローたちは各自のソーシャル・インパクト・プロジェクトを発表し、8か月間の旅の修了を祝う予定です。
