教育パスウェイズ奨学金第1期生がICUに入学
4月1日、JICUFとICUが共同で運営する教育パスウェイズ奨学金の初めての受賞者である2名の学生がICUに入学しました。2人に抱負を語ってもらいました。
4月1日、JICUFとICUが共同で運営する教育パスウェイズ奨学金の初めての受賞者である2名の学生がICUに入学しました。2人に抱負を語ってもらいました。
4月25日(金)および26日(土)に、JICUFとウィルフリッド・ローリエ大学は、ICUにて、難民の背景を持つ学生への高等教育の提供に関する2つのイベントを共催します。ウィルフリッド・ローリエ大学は、International Students Overcoming War (ISOW)という画期的な学生主導のイニシアチブを通して、世界中の紛争地域から数多くの学生を受け入れてきました。ICUの学生および教職員の皆様、ぜひご参加ください!
シリア人学生イニシアチブ奨学生のサラ・ジャリさんが今月ICUを卒業します。ICUでの経験を振り返ってもらいました。おめでとう、サラさん!
2024年11月20日から21日にかけて、JICUFは在日カナダ大使館で「難民のための技能に基づく補完的パスウェイズ:長期的な社会統合に向けた課題と解決策」と題したワークショップを共催しました。日本の内外から70名近くの参加者が集まり、教育や就労の機会を通じて難民を受け入れるプログラムを拡大する方法について学び、討議しました。
JICUFとICUは、難民の背景を持つ若者のための新しい奨学金を設立しました。「教育パスウェイズ奨学金(Education Pathways Scholarship)」は、学費・施設費、寮費、生活費を含む全額奨学金で、2025年4月から毎年2名の新入生に提供されます。費用はJICUFとICUが分担します。
6月5日から7日にかけて、JICUFはスイス・ジュネーブで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の年次会合に出席しました。Consultations on Resettlement and Complementary Pathwaysは、UNHCRが主催する難民に関するもっとも重要な多国間会議です。44カ国の代表が一堂に会し、難民の保護に関する緊急の課題について話し合いました。
この春、日本国際基督教大学財団(JICUF)は難民の高等教育支援に関する業務をまとめて、Refugee Education Japan (REJ)と題したイニシアチブを開始し、ウェブサイトも開設しました。JICUFは、2017年にシリア人学生をICUに受け入れるためのプログラム「シリア人学生イニシアチブ」を開始して以来、難民の背景を持つ若者に高等教育の機会を提供するために尽力してきました。
5月17日(水)及び18日(木)、JICUFは上智大学において「難民のための教育パスウェイズの拡大(Expanding Refugee Education Pathways)」と題した会議を、教育パスウェイズのためのグローバル・タスクフォース、パスウェイズ・ジャパン、上智大学と共催しました。20ヶ国から60名ほどの専門家が参加し、高等教育を通じて難民を第三国に受け入れる「教育パスウェイズ」について討議しました。