JICUFが新イニシアチブRefugee Education Japanを開始
この春、日本国際基督教大学財団(JICUF)は難民の高等教育支援に関する業務をまとめて、Refugee Education Japan (REJ)と題したイニシアチブを開始し、ウェブサイトも開設しました。JICUFは、2017年にシリア人学生をICUに受け入れるためのプログラム「シリア人学生イニシアチブ」を開始して以来、難民の背景を持つ若者に高等教育の機会を提供するために尽力してきました。
この春、日本国際基督教大学財団(JICUF)は難民の高等教育支援に関する業務をまとめて、Refugee Education Japan (REJ)と題したイニシアチブを開始し、ウェブサイトも開設しました。JICUFは、2017年にシリア人学生をICUに受け入れるためのプログラム「シリア人学生イニシアチブ」を開始して以来、難民の背景を持つ若者に高等教育の機会を提供するために尽力してきました。
3月18日(月)、JICUFは日本教育パスウェイズ・ネットワーク(JEPN)の運営組織の一つとして、日本の大学や語学学校で学ぶウクライナ及びシリアの学生のためのリユニオンを上智大学で共催しました。受け入れ大学に通う10名の日本人学生を含む約80名の学生が集まり、秋篠宮皇嗣妃殿下が一部視察され、学生と歓談されました。
2024年4月、JICUFは新たな助成金制度を導入します。学生向けには、「SDGプロジェクト」、「オスマー・フェローシップ」、「ソーシャル・インパクト・インターンシップ」の3つのプログラムを提供します。これらの目的は、学生がSDGsを促進するプロジェクトを考案・実行する機会を与えて、グローバル市民を育むことです。
12月13-15日、スイス・ジュネーブで難民問題について討議する世界最大の会議である第2回グローバル難民フォーラムが開催されます。JICUFは今後も難民の高等教育を支援する宣言を行いました。
JICUFは今月2名の新たな学生写真インターンを採用しました。三浦琴さん、別府直樹さんはいずれもICU教養学部2年生です。今後、JICUFのインスタグラムやFacebookに定期的に投稿する他、ブログや出版物用の写真を撮影してもらう予定です。
2023年春、ICU学部生の渡邊宮子さんが「日本において実現可能なインクルーシブ教育のデザイン化に向けて」という研究プロジェクトにつき、JICUF助成金を受賞しました。インクルーシブ教育とは、「多様な子どもたちが地域の学校に通うことを保障するために、教育を改革するプロセスであり、国籍や人種、言語、性差、経済状況、宗教、障害のあるなしにかかわらず、すべての子どもが共に学び合う教育」のことです。 渡邊さんにお話を伺いました。
3月30日(木)から4月1日(土)まで、ICU教養学部3年生の平田ひかりさん、早稲田大学博士課程に在籍するスザン・フセイニさん、JICUF副代表の髙田亜樹の3人が、カナダのウィルフリッド・ローリエ大学で開催された”Students as Partners: Equipping Student Leaders as Partners for Sustainable Humanitarian Action”(パートナーとしての学生:持続可能な人道活動における学生リーダーの育成)と題された会議に出席しました。
4月14日(金)と15日(土)、JICUFはICUで理事会を開催しました。JICUFの理事がICUに集合したのは、2018年4月以来のことでした。
2022-23年度冬学期には、JICUF助成金に18件の申請があり、そのうち11件が採用されました。内訳は、教員1名、卒業生1名、 学生9名で、授賞総額は517万4,520円でした。受賞者の皆様、おめでとうございます!
この春ICU大学院を卒業した大城瑠奈さんは、2022年にJICUFの助成金を受賞し、沖縄の文化的アイデンティティが地ビールを通してどのように表現されるかについて現地調査を行いました。大城さんの修士研究について伺いました。